年金記録入力ミス

3000件抽出調査 支払期間の不一致

 社会保険庁は11日、国民年金の過去の手書きの納付記録から約3000件を抽出し、同庁のコンピューターに正確に入力されているかどうかを調べたサンプル調査で、記録の食い違いが計4件あったとする調査結果をまとめた。

 約3200万件の記録から無作為抽出したもので、全体では4万件以上の食い違いがある計算になる。政府は12日、結果を与野党に説明する。

 見つかった4件はいずれも、保険料を支払った期間の不一致だった。職員の入力ミスと見られる。

 具体的には、手書き記録では納付済みの保険料がコンピューターでは「未納」となっていたケースが2件で、それぞれ21か月分と9か月分の保険料だった。

残りの2件は、〈1〉納付した12か月分の保険料が「納付3か月、免除9か月」となっていた〈2〉未納だった12か月分の保険料が「免除」になっていた――ケースだった。

保険料の「免除」は、低所得などを理由に認められる制度で、「納付」より年金が減額される。

「未納」が「免除」になれば、逆に額が増えることになる。

 記録の持ち主がわからなくなる可能性のある、氏名、生年月日、性別の食い違いはなかった。

手書き記録にあるのにコンピューターに入力されていない「入力漏れ」もなかった。

 今回のサンプル調査の対象は、国民年金の保険料に未納期間があったり、未払い分の保険料を後からまとめて納付したりしたことで、納付記録が複雑になっている人を別枠で管理している「特殊台帳」の約3200万件の記録だ。

特殊台帳は、すべてをマイクロフィルム化して保存するなど、一般の台帳に比べて厳格に管理されている。全国309か所の社会保険事務所の特殊台帳から10件ずつを無作為抽出し、集まった3090件を社保庁が調べた。

はたして、
自分の未来を他人に任せていたままで大丈夫なのだろうか?

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